夜光花 著【偏愛メランコリック】
何気に妖しい表紙がむむっ?!って感じでなかなか買わなかった一冊です。
イラストが蓮川愛さんなのでとうとう買ってしまいました。
おそらく蓮川愛さんの絵じゃなかったらいい感想はなかったと思う。
人形作家の攻めと雑誌編集者の受け。
崎谷はるひさんの”情”シリーズの攻めの慈英を思い出します。
芸術家独特の屈折した性格が偏愛を呼ぶのでしょうか。
好きなものに執着し陶酔してしまう。
ただし終始優しく甘えて攻め倒す。
甘えられてしまう受けの方は頭は覚めながらも体で溺れてしまう。
お互いが持っていないものに引かれて、補い合うい充実感を得た結果が愛という気持ちに育っていく。
なんだか詭弁か。
ま、好きになっちゃったら好きなんだもん。
自分としては意外と面白かった。
偏愛の拗ねた愛し方が、見目のよいいい大人の男のギャップ萌えを感じてしまう。可愛いのだ。
とにかくこの攻めキャラ夏目の個性に振り回されて進む一冊です。
その独特な執拗さが気持ち悪いというならこの本についていけないでしょう。
それなのに面白いと思わせたのは蓮川さんのかっこいい人物だからです。
偏愛・・・自分の本の選び方がまさそくソレ。
絵で買ってしまうがダントツ。
それでも絵買いでなくても面白い本はたくさんありました。食わず嫌いはいけませんね。
by Canvas Printing Online Eメール URL 2017年03月29日(水)20時08分 編集・削除
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