連休初日がひどく蒸し暑くてさすがにクーラーをつけて寝たのに、今晩は風がひんやりしてます。
またお腹の風邪を引かなきゃいいんだけど。
やっとParfum2の最終ページを描き終えました。
あまりインパクトのない展開だったので思うように進まなかったです。今度はそれぞれの立場を生かした話にしたいと思うのですが、そうなると長くなりそうでよほどしっかりとした話を作らないと飽きてしまいそうです。描きたい場面はあるのだけど全体が見えない状態です。
それまでにやらなきゃならない事もあるのでおいおい煮詰めていきます。
ちょうどまた連休もあり、なんとか来週最終ページを更新できればと思います。のっぴきならない用がなければいいんだけどね。
さて、夏休みに友人からたくさんの本をお借りして読んでました。コミックとBL小説です。あまりこの手の小説は読まないのですがハマった小説があります。
ふゆの仁子さんのシリーズものの中から『密約』編のヨシュアとナオのお話です。
このヨシュアがどストライクで振り回されてます。俺様キャラですが愛するナオにベタ惚れな美丈夫。ホームグラウンドはアメリカで、見た目はアメリカンなのに東洋的精悍さが独特の美形。この美形という一言では表せない微妙な言葉の羅列でふゆのさんのヨシュアを賛美?する形容が素晴らしいんです。
いやヨシュアに限らず、人物を形容する文章の匠さにその人物がリアルに思えて来るんです。しかもみんな魅力的で、その魅力が登場人物達にダブリがないのがすごい。十人十色の魅力に圧倒されました。背景となる会社関係、中国情勢など実際と異なりはするものの理屈が通っていて人物が立つ足場がしっかりとして見えています。
『真実を上滑りなものの言い方をする』そんな表現に忌々しさが伝わってくる。
されどBLな本でした。
こんなふうにキャラが立っているコミックが描きたいとモチベーション上がったりです。才能はないけど努力という楽しみを味わおうと次のコミックにとりかかろうと思います。