2011年のNHK大河ドラマは『平清盛』だそうです。
清盛役は松山ケンイチさん。
今年の『龍馬伝』が終わりました。
連続ドラマ一年間は世間の批評はどうあれ毎週楽しみなんです。
丁寧に作った時代劇を見られるというのはとても参考になります。
シリーズ毎や製作側の取り組み方や設定など含め賛否両論ですけど、これはこれと割り切ってみてるので面白い。
実際年齢の龍馬に対して福山さんの年齢はちょっとイタかったですが福山龍馬と思えば気にならないし、どの作品でもそうだけど歴史上の人物を俳優さんがやること自体もう嘘なんですよね。
幕末では過去に新撰組にハマり、五稜郭まで行った土方ファンだったので龍馬に関してはあまり知りませんでした。
龍馬と一緒に暗殺されたのが中岡慎太郎というのも、ああそうだったか、とあらためて思い出しました。
中岡慎太郎はあのあと2日間生きて亡くなったそうです。中岡慎太郎は暗殺者が誰なのか本人も分からないのか、それとも黙秘したのか最後まで言わなかったようです。
しかしドラマで袴にべっとり付いた血を見て痛かったろうなと思う。刀を振り回していた時代、今となっては恐ろしいよ。
最近では新撰組といえば『薄桜鬼』ですが、リアルから新撰組に入ってしまうとどうにも2Dについていけません。だけどカズキヨネさんの絵は好きなので楽しんでます。上手いです。
で、話しは戻って平安時代末期の『平清盛』はすんごく楽しみ!
ほぼ頼忠さんと同時代ですからね。
過去のタッキー『義経』も資料としてDVDボックス買ってしまいましたもん。
大河ドラマは背景と衣装の資料になります。カメラワークで方向による見え方や、物の大きさが把握できる。
『遙か』が好きな以上再来年が待ち遠しいな、ほんとに。
清盛のイメージというとハゲ(出家したので正確には坊主)たオッサンなのだけど、自分はそれ以前のイメージ像なんです。
これは溝口健二監督の『新平家物語』や夢枕獏さんの小説「宿神」の影響です。
まだ北面の武士だった清盛の精悍な若者像です。悩む青年であり武士を従者ではなく「武士」という地位を確立させていく希望に満ちた青年。
さて、松山清盛はどのような人物をみせてくれるのでしょうか。