数年前観にいった実写版映画【デビルマン】。
シレーヌは富永愛さんで人離れしたスタイルがCGかと思ったくらい綺麗だった。
なんで今頃思い出したかと言うとボークスの限定MSDの不動明が可愛かったからである。
会場限定の中のさらに限定なので、逃したら欲しけりゃヤフオクを待つしかないドールです。(こういう販売方法って・・・どうよ)
それで実写デビルマンを思い出したわけ。
実写版映画のポスターやグッズのCGでのデビルマンやサタンはめっちゃかっこよかったんです。でも映画そのものはAMAZONの批評を見ればわかります。
買ってはいけないほど人気のない映画と☆の数はマイナスを意味する点数です。
リアルで漫画(永井豪:作)は読んだことがないので比べようがないけどたしかに俳優は棒読みだし間の悪いことといったら。
【追記:故にショックを受けないようにDVDなどは買ってはいけないという警告があるらしい】
デビルマンという漫画は人間の不動明がデビルと合体して人ではなくなり、いろいろ経てデーモンと世界が壊れるまで戦うという話。
恋人の生首が出てきたり、デビルマンの最期はドラゴンに下半身を食いちぎられ上半身になって死んだり、デーモンである妖鳥シレーヌの裸体がエロかったり。
サタンである飛鳥了という少年は両性具有でデビルマンを好きなのに敵同士になって戦わなければならない。上半身だけのデビルマンが死んでいくのを見守るシーンは伝説の最終回でした。
漫画ではこれ以上の最終回はないと永井豪さんが言ってたそうです。
フィギュアを見ても拷問ちうのような傷だけらのデビルマンのデカダンは悪の魅力でしょうか。痛々しいのだけど色っぽい。
結局デビルマンは恋人を守りたくて守れなくて堕ちていく。
飛鳥了は見目は完全に少年(青年?)なので両性具有といっても、それは少年漫画なので同性愛にフィルターをかけたような設定なのではと思うのです。恋人美樹よりも死ぬことでサタン(飛鳥)と一体になったような複雑な満足感が湧きます。(単にBL思考?)
神は追いやられ魑魅魍魎の悪魔たちの晩餐会のようなこの漫画。今度ちゃんと読まねばと来年の抱負にしておこう。
漫画の悪魔たちのビジュアルは美しく参考になります。美しい←好みの問題かな。
生き様も見た目の残酷でエロティックな漫画。
だけどなぜかデビルマンが愛しい。