先日に引き続き大河ドラマ『龍馬伝』の話しです。
たまたまネットで目にしたニュースが面白かったので日記として再登場。
龍馬が暗殺される、いや、刀で斬られるジャストシーンのことです。それに合わせたように某県知事の当選のテロップが画面に流れたのです。突然龍馬の顔が隠され、大事な一瞬26秒は何がなんだか分からない状態になりました。
これでは俳優さん、視聴者の一年の苦労が水の泡。
ドラマの呼び物としてこの場面に向かっていた一年だったのに。
案の定、抗議・苦情がNHKに殺到したようです。
自分も一瞬ムカッとして、所詮TVドラマなので気に留めてなかったのだけどやはり驚きました。ああいうのはNHKさんの裏事情がからんでいるらく、社内で報道陣とドラマ陣の仲の悪さがあのような嫌がらせになったらしい。またはテロップのないDVDを買わせる方法だとか。
視聴者踏んだり蹴ったりで、しかも有料放送。
もひとつここにも抗議みっけ。
歴史学者さんたち数十人が暗殺後の場面に抗議を申し出ました。
なんでも一緒に居合わせた証人中岡さんの話では龍馬は斬られた後、関西人丸出しで「マジ!わい死ぬんか~、うそや~」、「ほんまに血ィ出てるやん」等とわめいてお亡くなりになったらしい。
ドラマでの龍馬は自分のこれからのことを中岡に語ったのが史実と違うことから抗議に至ったそうです。事実と異なることが世間に誤解を招くとかで。
ドラマ(小説)ってそんな風に見るもの読むものなんですか?
歴史小説にオリジナリティは不要なんでしょうか。
創作の難しさを感じました。