NHK大河ドラマの『江』が終わりましたね。
良し悪しというよりドキュメンタリーではないので物語として11ヶ月楽しんで観てました。
衣装や建物、風俗は週一のドラマにしてはさすがNHKで豪華でした。とくに建物と衣装はかなり参考になります。当時流行っていた辻が花という染めと絞りの手法がよく使われていて、時代模様を観察できました。
来年の『平清盛』はリキ入れて観ます。
平安時代末期は頼忠さんの時代で、清盛がいた北面の武士は頼忠さんが所属していた院(または法皇)のお抱え武士団です。
それはそれとして、このドラマの予告を見るとかなり風俗に現実味がありましたね。黒澤映画のようなビジュアルでした。
数年前の『源義経』の清盛は出来上がっちゃった清盛でしたが、来年は発展途上の清盛です。
同じ時期に北面の武士団にいた出家するまえの西行も出てくれば面白いな。佐藤義清(のりきよ)と名乗っていた武士だった頃の西行はイケメンだったようです。
ただ清盛と義清が遭遇したという記録がないらしいのが残念。
来年はドラマをブルーレイに納める予定です。
日本映画の溝口健二監督『新・平家物語』と『源義経』に続いて『遙かなる時空の中で』を偲ぶ資料になるので録画欠かさずがんばります。
あー、遙かってどんだけ好きなんだ!