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今日は朱鱶マサムネさんの『ネリヤカナヤ』というコミックです。
水滸伝を題材にマサムネさんがオリジナルに仕上げて同人誌で丁寧に創っていらっしゃいます。
じつはこの方は商業誌では琥狗ハヤテという名前で活躍しており、今月発売するコーエーゲーム『下天の華』のキャラデザを担当されています。もともとはBL畑の方なのにこのゲームはNLのため、そのせいか綺麗なのはいいけどハヤテさんの意図とは違う方向を感じます。でもゲームの信長がやたらかっこいい(画像入れておきます)。
さてネリヤカナヤとは奄美の伝説で海の彼方にあるネリヤカナヤと呼ばれる楽園を指すようです。それと水滸伝の繋がりはわからないけど、そこがコミックの主人公である青年の林冲と魯智深の理想郷なのかも。
コミックは直接的にBL表現ないのだけど義兄弟という設定で遠まわしな恋愛を感じるのはマサムネさんだからでしょうか。
中国武侠の世界では義兄弟と言っても中には琴友といって肉体関係まで結ぶ習慣もあります。そんな匂いを感じる2人です。
琥狗ハヤテさんとして商業誌はいろいろありますがどれもリアルなBLが新鮮です。受けもとことん男ノコので、男同士っていいなと思わせる。構成もシリアスとコミカルがいい具合に混ざり合って飽きさせませんね。
体がまたいい。細マッチョに程よく付いた膨らみがやたら色っぽい曲線を描いています。大胸筋の隆起が美しい。
それにつけても絵が上手いです。ほんとに勉強になる。