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ハドリアヌスとアンティノウス

ローマで紀元117年から皇帝となったハドリアヌス。
ギリシャ思想に影響されたことから男色家です。
このころはキリスト教の影響がなく男色は当たり前、日常的なものでした。
妻をめとることが特別でないように男の恋人がいてもニュースにもならない。そういや日本では平安時代もギリシャ思想に見習ったあわけじゃないけど同じようにバリアフリーでしたね。

別にホモがどうのノーマルがどうのってわけじゃないのですがちょっと思いました。秋だから?
確かに子孫を残すのは同性では無理だけど、同性愛はいけない事というのは一方的じゃないのかな。
対人間として好きなら男女区別する方がおかしいと思うのはヲタク思想なんだろうかね。
何故歴史上から男女のみが正当化されてきたのか、ただ子孫を残すことで正当化された理由なら生物的な味もそっけもない事だと思ったわけです。
好きだ愛している、事に理屈がないのも人の性ですよ。

ってそんな小面倒なことを書きたかったわけじゃないんです。
そのハドリアヌス帝が寵愛したアンティノウス(18歳で溺死)の彫像を見たらグッときちゃったもんで・・・ね。
均整のとれた体と端正なオカオにポッ。

「英雄と美青年」も我が座右の銘です。

御仏様

何?

ハマグリの中からお出ましになる御仏様って。

可笑しくって。

仁とJIN

なんで気が付かなかったのだろう!!!!!!!!

遙かなる時空の中で2の舞台で翡翠を演じていたのはJINさんという方なんですけどね、沢渡さんも仁ですよ。JINさんは翡翠の色気を充分理解してくださって、ソコ重点的に演技してくれました。ありがとうございます。

いつも時代でも頼忠さんは翡翠さんと結ばれる運命なんですよ。
自分は過去と現代のかけ橋になれればいいな。未来も任せろ。

一人舞上がりの独り言でした。

息抜きはイラストで

コミックが一段落したところで少し気分転換にサクルさんのイラストを描いてます。
ほとんど服は着ていないのですがすごく面倒なことになっています。装飾品が面倒なのだけどちょっと豪華にしたいと思うときりがない。

少し前にローズ・ド・サハラを描いたのがあまり納得できなくてそのリベンジになります。
そういやあのイラストはサファイアンの直前に描いたものでした。
あれはサファイアンのお話の原型で、イラストの青年はローズじゃないけどヒントになりました。
もしもあれがローズだったら今描いているサクルと対になるところだったのにちょっと残念。

ローズを描くとしたら天性の天使的あどけなさを出したいですね。天使というには成長し過ぎですか。
いままでこういうキャラは描いたことがないので、サファイアンを楽しく描けたのはローズのお陰です。

連想ワード

パッションフルーツ

サクルのアレ。
ローズの大好物です。

もうひとつローズの好きな食べ物はちくわの天ぷら。
・・・ただ何となく。

シッタールダ

いよいよ手塚治虫さんの『ブッダ』が5月28日からロードショーになります。

『ブッダ 赤い砂漠よ!美しく』
このオフィシャルサイトのFLASHめちゃくちゃ重たいです。読み込みにしばらく時間かかるし、入っても音が途切れ途切れ。もうちょっと考えて作ってくださいと言いたい。音楽がX・JAPANだったので聴きたかった。

http://wwws.warnerbros.co.jp/buddha/

岡野怜子さんのイラスト付き前売り券が指定映画館で2月11日から発売されるので会社の近くの映画館で購入予定しています。

映像とストーリーに壮大なロマンを感じる作品です。
どういうわけか手塚治虫さんの漫画はほとんど読みません。ブッダも漫画では読まなかったのですがこの映画は是非観たい。

ブッダと言えば釈迦のゴーダマ・シッタールダ。この王子様は悟りを開き仏の域に達するわけなのですが、そこからヒンドゥー教とは異なる仏教へと大きな発展をしていくわけです。
その「人」であった時の悩みや成長を描いたこの映画がもたらす感動を楽しみにしています。

昔読んだヘルマン・ヘッセの『シッタールダ』はこちらは釈迦ではなく別の人物で、何もかも恵まれた王子様が修行に疑問を抱き、悩みながらも成功した末に堕ちていくばかり。というような読んだ記憶があります。

思春期に心を痛めながらヘッセの作品を愛読したにも関わらず、大人になるとこんな人間になってしまうんですよね!

さて赤い砂漠は愛欲の寝間となっているサファイアン・ナイト。
次の更新を今月中旬以降に向けて頑張ってます。

本能寺の変

先日の大河ドラマは本能寺の変のお話でした。
久しぶりに切ない感動を覚えたTV番組でした。

とにかく良かったのは豊川信長と市村光秀の迫力あるシーンです。信長の未来を予感させるキーワードに誘導させられるようにして決意を自らに迫る光秀。まるで信長自信で光秀に自分の運命を暗示させたような感じでした。
豊川信長の執念と犠牲を背負った蛇のような目と色気に圧倒されます。この犠牲というのは、これまで感じたことのなかった信長像なんですよ。
このドラマの信長は、自分は天下を統一し平和な世を迎える為に選ばれし者。この国がその理想を得た時自分の役目は終わる。そのためにこれまで犯したことの責任は全部自分が受け止めてたった一人悪者になる。それ以上の望みは持っていないというわけである。
べつに国王になりたいわけじゃないよ、つーことらしい。
新しい信長の見方である。(ドラマや小説としてだけど)

と、まあ、何が一番良かったって豊川悦司さんの長身と肢体の長さです。ダントツで背が高く、手足が長いせいで白い夜着が白旗のように流れます。白袴も襞が深く大きく揺れて美しいのです。
日中韓合作の【武士MUSA】のチョン・ウソンさんの時と同じく衣装の布の量でこんなにも美しい動きになるものなのかと感激します。

瀬戸康次くん蘭丸のくやし涙と光秀軍に飛びかかるシーンもグッと来ました。この時蘭丸18歳。弟の力丸、坊丸も活躍してましたね。さすがの無表情演技(←いい意味で)に悔しさが見えるとポロリときます。

最後は江が信長の死を悟り馬上で号泣するのが印象深かったです。
ちょっとそれはないぜ、と思う所もありますが難しい事は言わず楽しめました。ちなみにこの時の江は9歳くらいらしいです。樹里さんの年齢ではちょっと無理を感じますけどね。どうりでやけにガキっぽい江だと思った理由がわかりました。

ところで信長の重臣の柴田勝家は豪快で鬼のような個性的武将ですが後に信長の妹お市の方と結婚します。最期はお市を殺して(無理やりではなくお市の気持ちも知っての上)その後自害します。切腹ですね。
この人の切腹はその気質からしっかりと十文字に腹を切り、内蔵を全部取り出すまで介錯させなかったということです。驚いたのはこれが切腹の正しい作法なんですって。

平安時代後期だったか初めて切腹した武将がそうやってたからなのだそうです。お腹を切っただけじゃ人は死なない、その後その武将は痛みに2日間耐え獄中死。しかしそれまでには出血多量で死にそうなんですけど~。言い伝えなのでどこまで本当だか・・・。
貴族の平安時代には切腹という習慣はなく、武士が確立してからのしきたりですが、『葉隠』の理想の美的死までに高められるとは武士のプライドはすごい。

森蘭丸

何故に今時蘭丸かと申しますと、大河ドラマの森三兄弟で赤丸急上昇再び!となりました。

ドラマの俳優さんがどうのこうのというのではなく信長とのセッティングがなんともほくそ笑んでしまいます。常に側に居て、部屋で信長一人かと思うと襖の陰にちゃんと控えております。いつ何時信長様が発情しても我らお側におりまする。

森兄弟は『信長様の身の回りのお世話』をしていて『兄の蘭丸は格別にお世話』をしているようです。どう格別なのか、ソコがモエ。
三兄弟の無表情な近習ぶりがまたよいです。男色のデカダン的ビジュアルですね。そして主(あるじ)には疑いや個人的感情を入れることなく仕える。要するに言われるがまま。まるで頼忠さんと頼久さん。

で、さらに食いついてしまったのは調べたところ森家は清和源氏だった!
本姓は源氏で、しかも清和源氏の主軸河内源氏の棟梁である源義家が祖先。
蘭丸さんは源頼忠さんの子孫でもあるのですね。ま、頼忠さんは一般的な婚姻関係はなく、まさか翡翠との間に子供が出来るわけないけど血は子孫です。頼忠さんの棟梁は当時貴族をもしのぐセレブ武士・義家。とくればヲタクモエしないはずありません。

歴史的に乱丸(蘭丸)は男らしいガタイの男というのは聞いてますが過ぎたことは忘れます。ちなみに沖田総司も顔も声も大きいガッチリタイプだったようです。って水差すな、でした!

蘭丸さんは「B」とか「無」とかゲームにも登場してますが、自分のメージはやっぱりお小姓・衆道系蘭丸さんに決まりです。

このとおり自分はネーム診断通りサンタクロースを信じているのですよ。