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次男と三男

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金曜日の午後、気が付いたら喉が痛くて赤くなってしまいました。
休日前の夜更かしも祟って確実に風邪!
病院も土曜で診療は終わってしまって、しかたなく薬を買ってつないでます。う~、喉は腫れるし熱も出てる。
いまは薬が効いてきたらしいのでちょっとは楽。

それでロッセリーニの次男と三男のお話です。

三男のルカは後妻の日本人との子供でイタリアンの父とのハーフ。
日本に留学するに、家族からの条件でもともと身の回りの世話をしていたアッシュブラウンヘアのハンサムな使用人兼ボディガードのマクシミリアンが同行します。マクシミリアンはロッセリーニの会社の重要なポジションにいるにもかかわらずルカと日本でしばらく暮らすわけだ。
華奢なルカと肉体美のマクシミリアンの二人が主従関係から恋愛関係へと進むお話です。

プラチナブロンドにアイスブルーアイの次男エドゥアールは長男と三男とはまた別な美貌の女優だった母親の息子。場所は日本で、買い取ったホテルの従業員で美貌の礼人とのお話。礼人とは10年前アメリカで一夜を過ごし、そのまま名前もあやふやに別れるも行き違いと誤解の末愛を確かめ合う。
行きずりの一夜が10年越しに実る奇跡なんだけど、そういううっそーな展開だからこそ小説の面白さです。

長男からマクシミリアンまで同一人物がウィッグ変えてるような絵なのだけど、蓮川愛さんの絵はうっとりします。あえて変わったスタイルは求めずこれでいいのだ、と思います。
持ち上げてるのか皮肉ってるのかと思われそうですが、そう見えてしまうのは事実だし、でも素敵なんです。

人物を描くにしても好きな顔っていうのがあって、最高な男を描くとどうしても一番いいと思っている顔になってしまいます。
個人的嗜好をふっきれば似たような顔にはならないのだけど、好きなタイプが好きなんだからしょうがない。

と言ってる傍らで焦ってMAXIMAの表紙を描いてます。電子出版の描き下ろしの表紙です。
ウェブで公開しているタイトルが電子出版となると中身が分かりやすいように直球なタイトルに変換されます。MAXIMAがどんなタイトルになるか楽しみです。ちなみにPARFUMは堕ちる捜査官でした。