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ロッセリ-ニのスピンオフ

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こちらはロッセリーニの息子たちに関係のあった脇たちが主役になっています。
ゲイの従兄弟のレストランの建築設計者の話とか、三男ルカの学友の兄弟の話とか。べつに関係があろうがなかろうが読むには支障のない独立した話になっているのだけど、どこかで繋がっている心強さというか連帯感が心地いいです。
相変わらず攻めは美丈夫でエゴイスティックな男。
受けはスレンダーだがか弱くはないちょっと勝気で美貌の青年。
どの本もこれの連続なんですがBL成人部の王道カプは何度繰り返しても飽きない。
まるで水戸黄門の最後の場面のように「これでなくっちゃ」と満足感があふれています。
蓮川さんのイラストもここまで来ると全部同じ人に見えるのですが、かっこいいのでどれもいい。
とくに受けクンは誰が誰だか区別がつかないです。
自分は攻め目線なので「中」さえ気持ちよければ文句はありません。ただし美人に限る。

ある意味自分にはBLもお伽噺です。
けして見る事の出来ない在り得ない世界だからこそ、後味が遠くへ旅行に行ってる気分になります。
ほんと、癒し、気分転換、ストレス解消として良薬ですわ。
よく効きます。