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新年おめでとうございます

今年の5月で当サイトは5年目に入ります。
去年から仕事が忙しくなり更新が少なくなっているのですが、描く事は仕事からの開放感を感じるのでゆるゆるとやっていきます。

完結しました「Kiss!解禁」はどうも勢いが出ずあんなものになってます。まあ、どの作品も終わってみるとあんなものなんですけどね。ピノくんは最初からモエ過ぎなんだけど、名器ってことで感度がいいとします。真里さんはお目が高く、それをすぐに見分けたようです。名器に劣らない逸物で抜き差しすれば、初夜のピノも受け上手になっております。
同性が互いに通じ合うってのは精神面よりソコの充実感じゃないだろうか?! それも年が離れていれば役割りも自然に出来てくる。
無駄が無いというか、理屈より体の相性。「Kiss!解禁」はソコ狙いだったのであっさりしちゃったみたいだ。と思ってるのは自分だけだと思います。微妙なんで。
ゲイコミックではなくBLコミックはソコに至るまで回りくどいほうが面白いのかも。そういうのが”女性向き”な訳?

あーあ、きっちりネーム決めてじっくり描きたいものです。絵もうまくなりたい。ヘタさも個性と思ってくださると嬉しいです。甘いです。

このところ受けが可愛い系なのでツンデレな受けで次いこうかなとか、久しぶりに時代物もいいなとか。H無しでふんわりとした恋愛物とか。まだまとまらないので頭がぼーっとしている。ちょうどお正月休みでさらにボケてしまいます。正月明けて仕事でCADの使い方を忘れていそうでちょっと怖いんですけど、長期休暇は思いっきり仕事忘れるので毎回それが心配。

王朝ロマンセシリーズ

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秋月こおさんの王朝シリーズです。
本編は春夏秋冬に合わせてタイトルがあり4巻。
春宵、夏曙、秋夜、冬陽

外伝3巻。

挿絵を描いた唯月一さんのコミックが3巻。

小説はどれもぎっしり書き込んで文庫本に厚みがあって、これだけシリーズがあっても最後まで飽きないお話です。
主人公の孤児で稚児上がりの美少年の千寿丸(実は高貴な・・・)、それを大事に慈しむ大納言の御曹司諸兄(もろえ)、その親友でプレイボーイの在原業平、それを慕う千寿丸にそっくりな国経。
平安時代の美貌のお貴族様たちの恋模様です。

「なりまする」
「ござりまする」
「樋殿」(トイレ)
等言葉遣いはなれないと辛いかもしれませんが、貴族の日常や仕事ぶり、当時のしきたりなど作者はそうとう勉強してドラマのようです。
面白くする為多少のモリはあれど娯楽本なので嘘も面白くです。
諸兄のベタ惚れやとぼけに癒され、千寿の素直な受身もほほえましいです。とにかく二人なら地の底まで落ちてもいいと思うほどの睦まじさ。
業平と諸兄の掛け合いがまたおかしい。

業平と国経は外伝で深まりがわかり、また外伝と本編との話のつながりはそうとう練った構成が出来てのお話だったと思います。
しばし平安京に幻身を預けてみてはいかがでしょうか。

それにしても秋月さんの本はAmazonでほとんど高評価を得てますね。
力のある作家さんがBL書いてくれるのは非常にうれしいです。
次は幸村シリーズを読んでみようと思います。

年内更新目指して

週末更新目指しているのだけど、まだ瞬きが出来ず目が痛くて思うように進まない。
手術の傷はほとんどふさがって治ってきてる。
ただ神経が動かないので左半分顔面が麻痺したままなんです。
こう書くとかなりひどいように見えますが、言わないと判らない程度なので大丈夫です。
瞬きが出来ないと目が乾燥して痛いわけよ。
人間の体の機能ってすごいね。

コミックの予定している更新分はほとんどヤってるだけ。
しばらくそれが続きます。
しかし、それがメインのエロコミならストーリーなんてどうでもいいんだけどねー。
いわゆるそれまでの流れという「前戯」がないとヤる意味がないのは、男性向けコミックと違うんだと思う。
ヘタレなストーリーでもあったほうが味が出ると思って読んでください。
年内に更新できるようがんばろう。

経過

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無事退院して仕事に復帰したんだけど、まだ完全に神経が活動していない。
顔面神経が少し麻痺したままなので右目の瞬きが出来ないよ。
目は閉じるのでちゃんと寝られる。
ただパソコンを見ると感想して目がチクチク痛い。
仕方ないので原稿はゆっくり描いてます。
心は進むのに、身体が~。クッソ!

でも傷を治す活力剤のせいか体調良い。

入院中から続けて読んでるBL小説は秋月こおさんの【王朝ロマンセ】シリーズです。
平安時代物なので療養中にはいいですね。
時代背景はよく勉強されて、話も上手くて面白い。
諸兄という貴族がハンサムなんだけど朴訥で一途で身長が高く彫が深い。まあ、見てくれは平安女子にはごつすぎて不評なんだそうな。
美形で万事才能溢れる在原業平様とは対照的だけど、息のあったオトモダチぶりが楽しいよ。
諸兄の想い人は稚児上がりの美少年千寿丸くん。
捨て子なのですが皇族の訳有り少年です。
やっぱりいいなー、平安物って。
調子に乗って資料として年中行事絵巻【日本絵巻大成8】買いました。古本でしか買えないのです。

無事退院はしたけれど

耳下腺の腫瘍除去の手術をして退院後一週間経ちました。
良性の腫瘍なので悪性にならないうちに除去するので手術や入院は落ち込むことなくゆっくり病院生活を楽しみました。
個室だったので夜更かしも出来、テレビは見放題で病院食は美味しくはないけど、それも此処ならではの体験なのでほぼ完食。
本をどっさり持って、クロッキー帳にデッサンしてつらいというより楽しい8日間だった。
仕事をしているとこんなにゆっくり休めるチャンスなんてなく、退院後も自宅療養でしばらくはのんびりできます。
ただつらいと言えばまだ顔面神経の右半分が麻痺しているので右目が瞬きできず目がちりちりする。
とくに不便はないけどさすがにパソコンとかは目が乾き涙涙の状態です。
それでも体調に合わせて進めています。
だってね、描く事は楽しみであり生きがいでもあるものね。
一生これが続くでなく、ベートーベンの耳が聞こえないことよりずっと幸せ。
傷跡や麻痺が治るのに時間はかかるけど先は明るいので焦らずやるわ。

入院中です

もう何年も前からある耳下腺の小さな腫瘍摘出手術で入院4日目です。
無事手術は終わりました。
BL本の遠野春日さんのを3冊ほど読みました。
金のひまわり、じれったい口唇とか少し前の作品です。
これと言った特徴はないのだけどわりと面白い。
作り方が読みやすいんだ。
事件や出来事にBLが絡むのじゃなく、
BLに物事が絡む書き方みたいな。
何が読みたいか個人の好みなので、これが良いとは言わない。
癒しで読んでるBLなので自分は筋書きメインより人間関係が読みたい。
そのバランスが良いともっと面白い。
但し、作家さんの好みや意図があるからそれを考慮しなくちゃね。

Kiss!解禁 新連載

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ほんとうにつまらないものですみません。
かなりページを少なくしたので詰めが甘いです。
二次創作に現を抜かして、こりゃまずいと焦って描いてました。
やはりオリジナルは大事にしなきゃね。気持ちを取り戻そう。

十野真里緒はつい盛ってしまった職業で我ながら笑っちゃいます。
でもその派手さがBLの醍醐味でもあるので気分いいです。
ソフト攻めに対する受けはかいがいしくて世話女房タイプ。
そういや最近可愛い系の受けちゃんが続いたかもしれない。

タイトルが

Iplehouseさんのドールで最愛のkamauさんリニュにマイナーな匂いを感じてがっかり中です。
大金を遣わないで済んだってことでホッとして差し引き0で平和としよう。しかもレートが替わって高くなったし。

さて漫画がある程度まとまったのでやっと表紙を描いたのですが、仮タイトルのままいいタイトルが浮かばない。
なんだっていいのだけど、そのなんだってが決まらないんです。

突っ込み満タン、発射しまーす!
触れただけでイケる、がけっぷちの欲情。

っていうほどエロコミほどどくどくしてないし、また純愛でもなく。
無難に○○と○○。よくあるやつ。

なんとかアップしてから入院したい。