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2014年 明けましておめでとうございます

今年もノの字をよろしくお願いします。
また旧年中はありがとうございました。

自分しか分からないかもしれないのですが、イラストはいろいろとタッチを変えて描いてはいるのですが失敗も多いです。
原画をweb用にかなり縮小したら思ったように表示されずガッカリしたとか。
どんな描き方でもデッサンさえ確かなら見られるのですがソコがあやういのでどうにもなりません。

今回更新したイラストの設定は高校生です。
たまにはいいですね、こういう若い子も。
ああそうだ、マキシマと志乃くんの馴れ初めもこの頃なのでコミックにしたいお話のひとつです。
コミックとしてはストーリー重視ではなくエロだけのも今年は描きたいと思ってます。暇があればいろいろエロ構想を練っているのだけど、フトそんなこと考えている自分に呆れております。
他人に脳内覗かれたら最悪な中身。
周囲に特殊能力もった人はいないはず。

さ、今年は何を描くか、何にハマるかお楽しみです。

浮生未歇 古风耽美

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http://v.youku.com/v_show/id_XNjA2MTQ0MDk2.html

youtubeと違って埋め込みコードがないのでリンクを貼っておきます。
しばらくしたら本題の映像が出てきます。うっとりしてしまいます。
中文は分からなくもないと思います。
こういうのを見ていると創作意欲湧きますね。

ずっとずっと傍にいる。
生まれ変わってもふたり・・・。
描けば叶えられる。描けばねぇ、ソコ。

ナイトと元奴隷

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【騎士と誓いの花】六青みつみ

六青さんの作品は武士、時代物、ファンタジー、現代と背景がいろいろありましてそれぞれがとても面白く丁寧に書かれていますね。
何を以って面白いとするのか人様々で、自分の場合ストーリーに伴う動きと心情のバランスかな。
誰々が何をしてああなってこうなってという筋だけだと工程を追っているだけで中身空っぽ。
心の中、感情だけで進むと背景がなくて物足りない、また理屈っぽくなって、行動しろよ!

六青さんはそういうバランスが非常に良くて派手な人気ではないけど支持の多い作家さんです。たまたま買ったら掘り出し物的な(スミマセン)

やはり気持ちが体を動かす、または抑えるなどの微妙な成り行きに、どうなんだろうという期待が高まります。
BLの場合ほとんどハッピーエンドが決まりなので読んで泣くまでは至りませんがキャラに情が湧きます。

さらに巧いのが大人の男が持つめんどくさそうなものへの対応や、そう思ってからちょっと悔やんだり。気になるのだけど性格上あっさりしていたり。
もっと何々してあげればいいのに、と思う手前で行動を止めてしまうような物足りなさ感とかが読み取れます。
そういう度合いというのがイライラどきどきして面白いのです。
じつはベタ惚れなんだけど男が持つ性格が全面的にオッケーになれない。
そういうのがこっちはいらいらしてさっさとなんとかしろ、って感じで食い入ってしまいます。このいらいらは悪質ではなく良質のものです。

でこの本の話はというと凛々しく端正な騎士とか弱い元奴隷の恋物語。
毎日がリアル充実であっても、ちょっと逃避行したいなという時、何処かに旅行したようだと思える内容です。
どの作品でも背景描写が巧いからでしょうね。
少し日常を離れて夢に浸れるお話。
こういう気分転換でストレス解消しているんだな、自分。

買ってはいけないらしい

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数年前観にいった実写版映画【デビルマン】。
シレーヌは富永愛さんで人離れしたスタイルがCGかと思ったくらい綺麗だった。

なんで今頃思い出したかと言うとボークスの限定MSDの不動明が可愛かったからである。
会場限定の中のさらに限定なので、逃したら欲しけりゃヤフオクを待つしかないドールです。(こういう販売方法って・・・どうよ)

それで実写デビルマンを思い出したわけ。

実写版映画のポスターやグッズのCGでのデビルマンやサタンはめっちゃかっこよかったんです。でも映画そのものはAMAZONの批評を見ればわかります。
買ってはいけないほど人気のない映画と☆の数はマイナスを意味する点数です。
リアルで漫画(永井豪:作)は読んだことがないので比べようがないけどたしかに俳優は棒読みだし間の悪いことといったら。
【追記:故にショックを受けないようにDVDなどは買ってはいけないという警告があるらしい】

デビルマンという漫画は人間の不動明がデビルと合体して人ではなくなり、いろいろ経てデーモンと世界が壊れるまで戦うという話。
恋人の生首が出てきたり、デビルマンの最期はドラゴンに下半身を食いちぎられ上半身になって死んだり、デーモンである妖鳥シレーヌの裸体がエロかったり。
サタンである飛鳥了という少年は両性具有でデビルマンを好きなのに敵同士になって戦わなければならない。上半身だけのデビルマンが死んでいくのを見守るシーンは伝説の最終回でした。

漫画ではこれ以上の最終回はないと永井豪さんが言ってたそうです。
フィギュアを見ても拷問ちうのような傷だけらのデビルマンのデカダンは悪の魅力でしょうか。痛々しいのだけど色っぽい。
結局デビルマンは恋人を守りたくて守れなくて堕ちていく。
飛鳥了は見目は完全に少年(青年?)なので両性具有といっても、それは少年漫画なので同性愛にフィルターをかけたような設定なのではと思うのです。恋人美樹よりも死ぬことでサタン(飛鳥)と一体になったような複雑な満足感が湧きます。(単にBL思考?)

神は追いやられ魑魅魍魎の悪魔たちの晩餐会のようなこの漫画。今度ちゃんと読まねばと来年の抱負にしておこう。
漫画の悪魔たちのビジュアルは美しく参考になります。美しい←好みの問題かな。

生き様も見た目の残酷でエロティックな漫画。
だけどなぜかデビルマンが愛しい。

サファイアン・ナイト更新

これを描いている途中でエンドレスを描き始めてしまい中断かと思いきや、それはさらさらありません。
描いていて飽きて他に手を出すことはあってもしぶとく続けます。

サファイアンも話に無理があるのは承知です。
リアル感の無さが売りなんで。。。。

以前ファラと出会った男はサクルにしてサクルにあらず。
今はサクルにローズという恋人がいるのでファラに応えられない。
ただファラの嫌な思い出を打ち消すために以前のサクルを幻の男にすり替えて抱く。
熱く抱かれた体温が実感として残れば思い出の上書きが出来る。

ざっとこんな感じなのですが説明しなくても読んで分かればたいしたものです。どうみても拙いコミックなのでここで補足しておきました。

これでめでたしならファラはいいようにあしらわれてしまう感じですね。ちゃんと身の拠り所を考えてやるのが作者の努めだろうね。
ファラも男なので女々しくて、じゃないですから。

Harlock Blu-ray 発売

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映画の宣伝のようですが、だからと言ってここから早速予約する人もはいないだろうと思います。

キャプテンハーロック 完全初回限定生産 特別装飾版
AMAZON 価格: ¥ 10,290
これは限定ボックスなのでお高いのですが単品でDVDもあります。

AMAZONでまだ売ってもいないのに★満点以上という評価になってますが、同感です。
何十年も前の漫画がここまで生き返るとは、それだけいい作品だったのです。初めて何度も映画館で観てきました。
オリジナルのコミックにこだわる純粋なファンはどこまで着いてきているのか分からないけど、それを知らない自分などは新しいものとしてストレートに受け入れてます。
遅ればせながらオリジナルの漫画を買って読んでますが、ハーロックの性格がすごく面白い。映画ではかなりストイックですが、オリジナルは計り知れない雰囲気でした。天才的性格なのか楽天的なのか。

世界を変えたければ、この艦(ふね)に乗れ
破壊の化身か、最後の救世主か

まったく悩殺されるね。かっこいい。

リアルの近況は仕事が自身の能力のキャパを越えて休日出勤が続いてぐったり。
こういう強い男の幻の血を吸って今日も生き返る自分です。
元気出たらコミックの続きを描こうっと。

肉と血

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仕事が忙しくて落ち着きません。休日出勤もあってお疲れモードです。

トップの画像を見て分かるように少しヨーロッパ中世時代のイメージですね。
そうなんです。
少し前に松岡なつきさんんお【FLESH&BLOOD】の21巻が出たので雰囲気作りで描きました。
ジェフリーも投獄から開放され久しぶりに明るい内容の21巻です。
ここしばらくジェフリーの拷問で気分が落ちてましたものね。
苦痛はさらりと書かれてはいますが想像せざるをえません。
めでたく開放されて体調も戻ってきてはいるけどリアルだったらそうそう元にはならないでしょう。しかもEDだし、、、治りましたが。
それでもホッとする内容でした。

この本はBLと言っても途中でそれを忘れるほどしっかりした小説です。自分はなんでこの本を読んでいるのだっけ?と一般書と濃さに引けをとらないお話は、BLにこだわりたい方にはかったるいかも。
そういう背景があるからこそ愛や絆が深いと証明しているのだけど。
どれだけ愛しているかという裏づけで実った時の感動が大きい。

【FLESH&BLOOD】はカイトという少年がタイムスリップして16世紀に着地します。
ただカイトが着地した16世紀と21世紀の歴史で伝えられている事実とは若干違いました。
このズレがもしかしたら鍵なんじゃないかと。ズレというのは時空の違いで並行する歴史がたくさんあるってことです。

自分が贔屓にしているスペインのビセンテを助けるのは事実と異なる歴史が必要なんです。
海賊として名のあるジェフリーという人物が21世紀の歴史書に載っていないということもそれがズレた歴史だからなのでは?

邪推にすぎませんが、そんなことをつらつらと・・・・秋。
でもあと何巻続くのだろう?

Endless Waltz2 82ページ完結

だらだらとページばかり多いのに中身がない。
いつものことです。

2人が歩むこれからの人生が円舞曲なら、死が2人を分かつまで、いや死を経ても愛は終わらない。
クサっ。
ですがどのコミックにも通じる原動力なんですよ。
『愛』っていうのが俗っぽいので他にいい言葉があればと探してますが。やっぱり究極ワードに適うものなし。

さて、結城の年上で元妻の香奈さんは美人キャリアウーマンのプライドで皆が羨む結城と結婚するも、独立心と強さで家庭的になれない。
結城もそれを求めたわけではなく、今は華やかな香奈に満足していた。そして年を重ねて情が夫婦になることを将来に期待していた。

だがその願いも空しく香奈が不養生で逝ってしまったことを、結城は悔やみストイックになっていった。自分に思いやりがなかったのは強い香奈に甘えていた。

そこへ迷い込んだ兎はかつて自分が助けた白兎。
香奈が亡くなったお陰で僕たち一緒になれたよと、香奈には悪魔の白兎だったでしょう。
でもそれは結城の問題。彼が香奈を踏まえて類と幸せになることを心に刻んでいれば香奈は天国で見守ってくれると思います。
『男と張り合ったところで畑違いでは運の賽の目に任せるだけ。
ま、美貌では私に適わないでしょうけどね』
と文句を言いながら。