記事一覧

ロッセリーニ家の息子 略奪者

ファイル 180-1.jpg

今日は岩本薫さんの「ロッセリーニ家の息子 略奪者」です。
イラストは蓮川愛さん。

おヤクザ一家の長男が相続放棄して堅気になってなんだかんだのうちにシシリアンマフィアのドンのレオにさらわれてすったもんだの挙句ラブ・エンド。
途中マフィア・ファミリーの副業のワイン作りの説明が長くて、なんの本だったかと考えてしまった。

全体としてはありがちですが可もなく不可もなく普通に楽しめる一冊でした。レオがかっこいいので読んだ、って感じですが最初のクールな印象はどこへやら、とっても優しい方でした。べつにヤクザでもマフィアでなくても良かったような気がします。その血に匂う強さが見えなかった。

ちなみにAmazonの評価を見ると
素晴らしい、普通、物足りないの様々です。なんか分かる。。。

28歳にしてドンのレオと、アキラという29歳のわりに異常に若い男性のカプは「豪華客船で恋は始まる」のあの二人と顔がそっくりじゃないか?
あ、そういえばどっちも黒髪イタリア人と日本人のカプですね。
蓮川さんお得意のキャラデザなのだけど、それが好きなんです。もうレオがかっけぇ~。

このロッセリーニ家の息子はシリーズで数冊兄弟分出版されていて、これから片っ端攻めて行きます。
たしか外伝入れて全部で9冊だったか。しばらくロッセリーニで明け暮れられます。

熱砂の楽園

ファイル 179-1.jpg
ファイル 179-2.png

熱砂の楽園はPCゲームです。
ウィルのコスとハキムの絶景です。

レイヤーさんはいつも遊ばせていただいているサイトのHồng Lâu Cácさんからお借りしましたです。ウィルそっくり! 
男の子たちは体を張ってがんばってます。BLコスプレという枠で活動。

黒髪のハキムがいいのです。
ゲームのプラットフォームは7までOKです。

『神官は王を悩ませる』4巻

ファイル 178-1.jpg

再び神官と王シリーズのお話。
4巻の『神官は王を悩ませる』で今までにない感動しちゃいました。

個人的好みでは女の入れ替えのような受けはあまり興味ないのですが心入れ替えました。
神官の冴紗はこの世のものではない美貌の美青年で羅剛という王様の妃でもあります。

冴紗は全てを羅剛のために生きていてその在り方が半端なくいじらしく書かれていると読みながら微笑むしかありません。
よくもまあそういう考え方が出来るものだと驚くのだけど、実は冴紗が「世の道」を握っているのにさらに驚きます。それを分かっている羅剛は冴紗の影として生まれてきたことを自覚するのだけど、冴紗はその反対のことを考えている。
まさに陽と月のような関係。お互いを立てつつ引き、引かれる存在。
羅剛の冴紗に対する激しい恋心も、どうしてこんなに好きになっちゃったんだろうという歓喜と”もだえ”が素敵です。王であるのにどんなにみっともないまねをしてもさげすまれても冴紗を守ることこそ男の、いや夫としての誇りだと豪語する強さ。
王だから、とか美形男子だからかっこいいんだと言っては見も蓋もないけど、かっこいいんだからしょうがない。
自分がどれだけの恋をしたらそういうことが書けるだろうかと思える文章でした。

ここまで愛し合うことを、SEXではなく気持ちで表現できる面白さって今までなかった。
こんなに濃くていやみなくらいの愛情表現なのに認めざるを得なくて笑ってしまいます。

めでたくサヤに納まっても恋心は以前より増すのがいつまでも面白く読めるのがすごいです。
恋ってやっぱりいい、と思えるシリーズでした。

などと夢ごこちで読書に耽る秋。
そして明日も仮りの姿で会社でお仕事。これもファンタスティックだよね。

読書ちう

ファイル 177-1.jpg

吉田珠姫さんのBL小説を読んでいます。
たしかAMAZONをふらついていてピックアップしたら面白そうなので買ってみました。
挿絵は高永ひなこさん。

『神官は王に愛される』 
『神官は王を狂わせる』 
『神官は王を恋い慕う』
『神官は王を悩ませる』
『神官と王の切なき日々 神官シリーズ番外編集』

切なき日々というのは去年発行です。
虹色の瞳と髪を持つ神官にベタ惚れの王様のお話。王様の武士言葉が重たくて、しかもベタベタと愛を唱えるものだから濃ゆいのなんのって。黒髪黒瞳の頑強な王様羅剛(24歳前後)が神官冴紗にメロメロでついには冴紗をめでたく妃(でも男)に迎えます。
冴紗の恋愛に疎く、無垢な様は天然があり羅剛はそれがかわゆくてたまんねー。
羅剛の愛おしくて狂わんばかりの感情や冴紗のひたすら慕い捧げる気持ちなど、二人の心が入り乱れるうちにめでたしめでたしのハッピーエンド。

羅剛以下家臣たちの武士言葉に馴れない人は読みづらいかもしれませんが、その古めかしさがかえって新鮮。
『男天女』でもへんに古風な言葉遣いを使ってますが、こちらはもっと積極的に入れてます。まあ、自分のは少し変化をもたせているという程度で正しい言葉でもなく雰囲気のみです。

挿絵の高永さんをよく知らないのですが、絵柄としてはどちらかというと好みではないんです(すみません)。好みや好き嫌いではなく羅剛のかっこよさや冴紗の可憐さはしっかり見えて小説と一体になってます。自分、偉そうに言ってますね。

ほぼ年に一回の発行のようで、まだシリーズとして続くようです。
現代物に凝ってしまうとなかなかファンタジーや時代物に手が出にくいと思いますが気分が向いたらいかがですか?

時代で遊ぶ

トボトボと男天女を描きながらいつも思う事。

ファンタジーだからと居直るのもありなんですが、やっぱり後ろめたさはあるのですよね。
装束や時代考証を考えるべきかってね。
結局中途半端な考証なら最後まで雰囲気で通そうと決めました。

着物にブーツ?
異様なヘアスタイル。
その他諸々。

ふわふわロン毛の陰陽師だって面白かったのだからそれでいいんじゃないの。

いや、クレームとかご意見なんて来ていませんが見てくださる方がヘンと思っていないか気になったまでです。
そんなカタイこと言わずに面白がってくださればいいだけの話。

大河ドラマの清盛も史実ドラマじゃなく小説という枠で見れば面白いもの。べつに事実を見たいわけではなくドラマを見たいのですからね。視聴者も十人十色なのでいろんな意見があって当然だと思います。

ただ少しでも知識は持ち合わせようと罪滅ぼしに勉強はしております。時代もの好きだからそれも楽しいです。

落書き

ファイル 175-1.jpg

コミックの原稿を描いている合間にちょっと気分転換。

おぢさんに奉仕ちう。
バイト選びは、あん、あん・・・あん。

ルビーだった頃

ファイル 174-1.jpg

とにかくやたら孔雀のような男がたくさんいた時代。
ヴィジュアル系のバンドが世界中に流行った時、なかでも一番ルビーだったのがブレット・マイケルスでした。しかも腹筋割れてるし。
アメリカ中音楽雑誌を買い漁って、今でもそれらは宝物です。
今どうなってるかって?
知らないよ、見ないことにしているから。そのまんまそっくり残しておきたいじゃないの。

秋だなー、やっぱこういうのって。。。。。。ボソ。。。

実写コブラのポスターはいいね

ファイル 173-1.jpg

サイコガンコブラの実写版のポスターがいいです。

仕事ではパソコンを使っていてもまだ家で自分のパソコンを持っていない頃、確かまだ10年は経ってないです。
コブラのコミックは初めてCGで描かれたというのを読んですごく惹かれました。
パソコンでこんなに漫画が描ける!?
すごいと思っていたのがそのうち自分でも出来るようになるなんてね。まさかが叶ったわけです。
その頃はMACのノートがOS9で本体だけでも30万したんですよねー。
デスクトップでも20万円以上してした。
10年経たないうちにこんなに価格が下がって驚きます。
値段はともかく、パソコンはまだ未完成の製品です。未来はもっと性能がよく使い勝手もよく、おそらくパソコンというものではない別のものが出来ているんだと思う。
見てみたいな。