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平家ブームですね

ゲーム「遙かなる時空の中で」のお陰ですっかりハマった平安時代ですが、待ちに待った大河ドラマの「平清盛」が始まりました。この1年ブルーレイに録画します。
頼忠さんフェチとしては源氏寄りだけど今年の大河が資料の宝庫です。

ドラマ中「遊びをせんとや生まれけむ」は「梁塵秘抄」という当時の今様歌を集めた有名な一節ですね。自分の座右の銘だったので驚いてしまった。
清盛は白河院と祇園女御の子という疑惑は脚本ではただの白拍子になってましたが、どちらにせよそこらへんは史実としてまだ解明されてないようです。

挿入曲にキース・エマーソンの「タルカス」が入っていたのも驚きです。プログレ・ロックのシンセサイザーを使った組曲でかなり昔の曲だけど古さを感じないというか、難しい曲です。

そのうちエリート武士集団の北面の武士時代の佐藤義清のちの西行法師が出てくるのも楽しみ。義清はイケメンでしたから。
史実では清盛と義清の交流は不明確ですが、そんなの関係ない。

この時代のよく出てくる海賊なんですが、遙かの翡翠さんはこういう輩を統制してあの優雅さを保っているとはと思うと感服っします。だからこそ頼忠さんのような男でないと恋人として満足できないのも分かりました。
(すっかり遙かとドラマが入り乱れてます)

さて、今年の大河は一般にはどう受け止められるのでしょうかね。

話変わって金曜日に映画「源氏物語」を観に行きました。友達は途中で寝てましたが、映画の感想でどうのこうのはともかくセットや背景をしっかり見てきました。
光の君の斗真くんは絵的にとても綺麗でした。はっきり言って光源氏って女好きの放蕩息子なんですが、斗真くんはそれらを浄化してしまう若き日の光でした。まだ突っ走ってる青年でこれからが苦悩が加わりグラマラスな男の光に成長するのだと思います。
女優陣や脚本についてはノーコメントにしておきます。

ただ今準備ちう

経過報告です。

Maxima Lovesはあれから進んでいます。
出来るだけ流れに区切りをつけて更新した方がいいのか、ある程度での方がいいのかで更新が早くなるか遅くなるかです。
余裕があれば前者がいいんだけどね。

男天女もそろそろ行きたいところです。
しばらく描いていなかったのだけど読み返してみたらけっこう丁寧に描いていたので驚いた。
この描き込みに途中で疲れてマキシマで気分転換していたんだっけ。とにかくこっちは長いものになるのでキリをつけて更新します。

だけど期待していた正月休みはパソコンに向かう時間が少なくてページを増やせなかったのが残念。ここで稼ぎたかったのに。
普段は忙しさの反動か夜中も興奮しているのですが、正月休みというのは体がダレて言う事ききませんね。
やっぱ疲れているのか?

新年の白梅

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咲いたー!!

頼忠梅です。
クリスマス女子会で勝浦に一泊し、朝市で買った梅の盆栽で一目惚れしてしまいました。
1800円なのにオジサンが1300円にまけてくれました。
そうだ、買ったというよりうちに来てくれたという気持ちですよ。

去年からAmazonで梅の盆栽を見ていたのだけど、こんなところにチャンスがあったなんてと嬉しい勝浦の朝市でした。
盆栽は実物を見て、相性を感じないと買えないものですね。

このマンションは機密性が高く、とくに夏場は育てるのに失敗するかちょっと心配です。
育て方をネット検索して失敗しないようがんばります。

明けましておめでとうございます

2012年明けました。
昨年はたくさんの方が訪問してくださり、また応援の言葉をいただきありがとうございました。
今年はもっと面白いものが描けるようにしたいです。

描きたいものがたくさんあるのだけど思考ばかり進んで手が追いつきません。バランスが取れず結果中途半端なものしか描けないのが悩みです。バランスがとれれば面白いのかと言われるとyesと言えない日本人がここにいます。

でもがんばるよ~。
いつまで経っても発展途上ですが今年もよろしくお願いします!

美女な男性

驚いたというかまさにため息。

オーストラリアの男性モデル、アンドレイ・ペジック20歳。
女装というのもおかしいくらいウェディングドレスが似合っているステージを見ました。
さすがにジャン・ポール・ゴルチエのモデルさんです。
バストアップのヌードを見ると美人モデルの胸がぺちゃんこなのに違和感を感じるほど女顔。ああ、男にしては首が細いんだ。

女性だったら特に美人ではないのかもしれないけど、男性だと思うと美人です。
I.Sらしいのですが肉体的問題を乗り越えてうまく活躍していることはすごいと思いますね。それまでには、いや今でもいいことだらけじゃないと思います。
美しさと希少価値でまさに宝石のような男と言いたい。

身長188cm、金髪が生き方を変えてくれたのかもしれない。
問題を抱えながらも何万分の一で成功した例かな。

とにかく画像をググッてみましたがすっかりファンになりました。

MAXIMA LOVES

今日更新したコミックはシリーズ化しないので先々の布石を考えないだけ気楽に描いています。
ずっとずっと『男天女』1本というのも重いので自分の気分転換に更新していきます。
サファイアンの続編という考えもあったのだけどさすがにそこまで神経かける自信も時間もない。リアルでの野暮な事が邪魔をする。

大河ドラマで来年の「平清盛」と来週ロードショーになる「源氏物語」の影響か平安物の本の広告をよく見ます。遙かなる時空の中でファンにとって少しでも偲ぶことのできる本はうれしい。
夢枕獏さんの本も平安時代の話が多く、彼なりの発想で光源氏の本もでましたね。陰陽師の葦屋道満が絡んでミステリーとファンタジーな話のようです。

平安時代に限らず、BLで時代物はあまり人気がないのがちょっと寂しく思うのだけどね。少なくとも今の20歳以下では興味の対象じゃないのだろうな。自分が学生の頃はかなり時代物って好きだったのだけど、それもマイノリティーだったのかもしれないです。
古典の授業で気持ちを込めて教えてくれていた先生を思い出します。

コミックに影響みたいな

先日BSプレミアムで黒澤監督の『羅生門』を録画して観てました。
平安時代のものは何でも見たいです。
が、しかし。
昔の作品はテンポが遅くてどうもついていけない感じになりました。
さすがにライティングや画面構図、時代背景は勉強になるのだけど、いかんせん流れがゆっくり。
その時間の速度はこの映画に必要なサイズなので文句のつけようはありません。
ストーリーも派手なものではないのでせっかちな自分には向かなかったのだと思います。
しかし、こんな素人がおこがましいのだけど映画美術として納得できる作品でした。

漫画の劇画というのはここから習ったものなんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょう。
黒澤監督のモノクロのコントラストの強い画像がまさに劇画です。
昔の日本人の貧弱さ、髪結いのゆるさ加減、あくの強い男のごわついた感じなど劇画の手法の原点に見えました。

似たようなもので今様髪の毛の描き方はゲームキャラの影響ですね。板状ポリゴンに髪の画像を貼り付けて植えるキャラのヘアスタイルがコミックに影響出てます。

来年の大河ドラマ

NHK大河ドラマの『江』が終わりましたね。
良し悪しというよりドキュメンタリーではないので物語として11ヶ月楽しんで観てました。
衣装や建物、風俗は週一のドラマにしてはさすがNHKで豪華でした。とくに建物と衣装はかなり参考になります。当時流行っていた辻が花という染めと絞りの手法がよく使われていて、時代模様を観察できました。

来年の『平清盛』はリキ入れて観ます。
平安時代末期は頼忠さんの時代で、清盛がいた北面の武士は頼忠さんが所属していた院(または法皇)のお抱え武士団です。
それはそれとして、このドラマの予告を見るとかなり風俗に現実味がありましたね。黒澤映画のようなビジュアルでした。
数年前の『源義経』の清盛は出来上がっちゃった清盛でしたが、来年は発展途上の清盛です。
同じ時期に北面の武士団にいた出家するまえの西行も出てくれば面白いな。佐藤義清(のりきよ)と名乗っていた武士だった頃の西行はイケメンだったようです。
ただ清盛と義清が遭遇したという記録がないらしいのが残念。

来年はドラマをブルーレイに納める予定です。
日本映画の溝口健二監督『新・平家物語』と『源義経』に続いて『遙かなる時空の中で』を偲ぶ資料になるので録画欠かさずがんばります。

あー、遙かってどんだけ好きなんだ!