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藤原頼長

気になっていた藤原頼長さんが正体見せてくれましたね。
視聴率の悪い大河ドラマ『平清盛』のことです。

遙か、または日本中世時代好きにとってはマニアックなストーリーになっていると思います。
史実かどうか不明点も含めそこかしこにエピソードが織り込まれています。
ほとんど男色日記という『台記』を書いた頼長さんのホモシーンは嬉しかったですね。ちゃんと脚本に入れてくれた。
当時一般的に(最後までいたしたかどうかは分かりませんが)珍しいことでもないので、っていうか普通。なので、当時貴族間ではとくに騒ぐこともなかろうと記録が残っていないようです。
去年NHKのBSの歴史シリーズで藤原頼長特集を放映した時にこれらを再確認できました。

ドラマについては一般受けしないのが分かります。
映像や嗜好の対象が狭かったと思います。その狭さに入っている自分です。そういう中の人にも意見はあるだろうけど娯楽にいちいち目くじら立てているより楽しみます。

○本耕二さんの坂崎磐音がダブってしまって可笑しくって。

何かと新の付く月だから

携帯のFORMAがだいぶ古くなりiphoneに替えました。
機能をだいぶ把握し使い方は問題ありません。
が、落とし穴。
キーのパネルで目的の文字をうまく選択できずメールを打つのがひどく遅い。
コピペのコツにまだ慣れない。
毎日充電しないと電池なくなる。
ちょっと登録相手をタッチしただけで電話が繋がってしまう。

昔流行ったことばでファジー(曖昧)というのがあるのだけどそれにぴったりなiphoneです。
iphoneは感覚で操作できる自由な携帯、というのを裏返すとファジーになる。
だからと言ってスマホの使い勝手がいいというわけじゃない。そこは個人の好み。

さて大型新規導入ということでパソコンも増やしました。
imacのディスプレイが壊れてしまったのでWindows7を購入しましました。
ドスパラでBTOの上位モデルなので快適です。64bitってどこがどう違うのかまだよくわかりません。横浜のドスパラでいろいろアドバイスもらい決めたのだけどとてもいい印象のショップでした。親切丁寧で買う気になってしまった。
届いて2時間ほどで設定完了。スピーカーも接続してituneを楽しんでます。いい音だ。

今年Windows8が発売されますが、Windowsの宿命なのか評判のいいOSは1つおきなので8は期待してません。
家にあるもう1台のEPUSONのパソコンもBTOで高スペックなのですが4年近く酷使しているとちょっと遅いです。パソコンの賞味期限は短くて、突然壊れるのが恐ろしいです。
せめてOSはバージョンアップ含めて10年のサイクルで、本体は5年は快適に使える時代が来るといい。
ながーい地球スパンで見たらまだ電脳時代は0歳1ケ月くらいのホヤホヤなんだと思う。
未来人にとってチャチなパソコンで大騒ぎしている自分が面白い。
それが今なんだからしょうがないけどさ。

Maxima Loves更新

更新サボっておりました。
淡々としたページばかりです。

アメリカ外資系のオフィスということでCOOとかCEOと格付けしていますが、日本流に言うと社長や取締役営業部長みたいなものです。
最近は国内の会社でも取締役会のしくみからそういう組織が増えてきましたね。
どこぞの検索エンジンのようなかっこいいオフィスを想像できて気分ゆったり描いてます。想像だけで余裕を感じられる自分、割安な人間だ。
会社の組織図なんて自分のような下っ端な社員から見るとぜんぜん見えないので難しいことはわかりません。

あまりいい加減なことも描けないのでちっとは世間を知らないとダメだな。手短な勉強は本を読むことでしょうか。

ということでWEBで公開しているコミックが初夏あたりに携帯配信の電子書籍になります。いろいろ規制があるので修正かけてます。WEBでは表紙がショボいので表紙は描き下ろして、ちょっといい感じに描けました。
それに伴い、携帯もiphone4Sに替えてただいま操作に四苦八苦。
舐めてました。
パソコンともこれまでの携帯とも違う操作にイラつき、本当に便利なのか疑問も出てきたり。
結局馴れということで可愛がるしかないんだけどね。

参考体が移動しちゃう

しばらく音沙汰無しでおりました。

そろそろ更新したいと思うのですがもう少し区切りのいい所まで描いていきます。
状況はマキシマと男天女、両方中途半端です。

ジムでバーベルを使ったパワーカーディオというレッスンがあり、日曜担当のインストラクターさんが4月から他店に移動になりました。
彼はとくにイケメンというわけじゃないのだけど、爽やかな育ちの良い顔してます。もちろん体つきはいいです。
好きという感情ではなく清々しさで毎回楽しみだったのに残念です。娘さんがいるという女の方は、あんな人と結婚したいと娘に言われたら絶対okなタイプですって。
その例え、すごく分かる。

それは表向きの見方でして、裏の見方として程よい筋肉の体つきを観察できるというのはいいもんです。
裏といっても真面目な裏ですよ。下心がないというのも寂しいのだけどね。

理想に近い実物を目の前で見ると立体感ってすごいですね。けしてごついマッチョでもなし、よく見かける貧相な体格ではないのでコミックの参考にしています。しかしモノになってませんね。
2Dでも3Dでも形は出来ていてもそれだけじゃない何か。そんな匂い立つような存在感のある画像が創れたらいいな。デッサンだけの問題じゃないから難しいです。
とは言っても今の拙さを乗り越えた先の目標です。

ありがとうございます

毎日たくさんの拍手をいただいてます。
本当に励みになりありがとうございます。

絵もストーリーも素人の趣味ですが、それでも描き続けることが成長だと思います。
また見た目に目立った違いはないのは制約されない分好きなことをやってます。

男天女のような和物はあまりBLでは人気がないと聞いてたのだけど、変わらない拍手をいただくと内心ほっとします。
レスポンスがないのが一番寂しいですから。
自然に一拍手送ってくださる気持ちを大切にエネルギーに変換して更新がんばります。

頑張ると言う言葉にいつもは無理強いのような苦痛を感じるのだけど、コミックやイラストに関してはとても快感です。
やればやるほど心の中に大金が入ってくるみたいな満足感。
金銭的には営利ではないのですが満たされます。

それにしてももっとサラサラと思うように描ければたくさん更新できるのにとがっかりしてます。
神の手は遠く・・・。

男天女更新

タラタラ男天女描いては更新してます。
このコミックは長いスパンで見守ってください。
じつは男天女の浄雲天は無口で冷静なキャラなのですが、それだと話しがもたなくてかなり崩しました。
たくさんの登場人物の中でクールなタイプは静かに光るのですが、少ない人数の中では会話が成り立たない。ようするに自分に描ける力量がないってことですね。

本来持っていない感情をコントロールできない不器用な浄雲天。
あまり本音を出さずみせかけで通している男様。
この2人が迎える最後のページが描きたくて頑張ってます。とか言うほど立派なものは描けませんが気力で行きます。

さて1月はひかわきょうこさんのコミック『お伽もよう綾にしき ふたたび』に感動してました。
2月は。。。。。。。。
本仁戻さんのコミックに注目しています。
Amazonでもいい評価がついていて、山藍紫姫子さん原作の「スタンレー・ホークの事件簿」から『仮面』というコミックに注目ちう。
表紙をパッと見た目、なんかTVの「相棒」っぽい。
貴族的な上司というのがそう見えるのだろうな。
しかし美形揃いなのでタイミングをみて買いたいです。

それにしてもこう毎日寒いと体が硬くなり、本当に寒い所では酸欠起して眠くなる。
せっせとジム通いはしているのですけど、筋肉つけるより脂肪を付けたほうが温かい。脂肪自体は保温性はないので寒さに抵抗する壁のようなものですかね。
それにしても今年は異常で乾燥もひどいせいか何かに触るごとに静電気起し、エコでエネルギッシュな人間ですが何も利用できません。せめてコミックを描く気力に火がつく程度には役立って欲しい。

のりきよさんだ

相変わらず『平清盛』です。
(バカボンド、武蔵の劇画みたいなマツケンさんですよね)
その時代についての事であれば何でも踊らされてしまいます。
遙か2の頼忠さんはこれよりもうちょっとだけ前に生きていて、清盛の頃は遙か3の時代なんですからテレビにかぶり付きたくなります。
先日は桜好きの西行法師の若かりし頃、北面の武士の佐藤義清(藤木直人さん)がチラリと出ました。
当時でもイケメンでエリート武士はある事で出家されたわけなので、そのあたりを匂わすような演出がニクイです。
さてそれもこれからドラマに入れてくれるのでしょうか。
ついでに言うと夢枕獏さんの『宿神』で義清と清盛のいい感じの青年武士を書かれてます。

学生の頃から不思議だったのですが、弘法大師や親鸞とかって有名じゃないですか。
なのに同じ有名でもなぜ西行は国民的に有名じゃないのか分かりませんでした。
ポジションが全然違っていたんだ~。あっは!

ドラマ中で源氏武士がよく口にする八幡太郎義家というのが白河法皇に昇殿を許された源氏の棟梁です。北面の武士の棟梁で貴族をしのぐ富と栄華を極めておりました。この義家に仕えて北面の武士の末席にいたのが若い頼忠さんです。
貴族なら随身が器量も文武も長けた院のガードマンなら、武士のエリートガードマンが北面の武士。
院の住まいの北面にその詰め所があったことからそう呼ばれていました。南面もあったのですが力のある北面が大きかった。
この義家のひ孫が頼朝でそののちも子孫は残っています。

ここでまだ勉強不足なのがいつから平氏の名があがってきたのか、義家の頃の平氏はどうなっていたのかです。清盛の全盛時代の源氏は追われる身で虐待されていました。
いったい源氏は何故その時衰退したのか勉強中です。白河院の陰謀ということらしいのだけどね。恐れと妬みですね。

遙かは架空です。歴史も誰も見ていないので真相は不明です。
だから気楽に楽しめばいいんじゃないかな。
それがきっかけで歴史を学べれば絶対面白い。

いろいろ語ってます

MAXIMAの更新をしてから「男天女」を描き始めてます。
当初の設定では独特の雅な文化が特徴の室町時代にしていたのですが、政治的に不安定なので安定している平安時代を想定してます。
昔はどの時代も安定とは言えないのだけどこれだけ続いた貴族文化なので、人間一人の一生を描くには時代の変化に左右されないのではと思うのです。
それに魑魅魍魎としたものが信じられていたことで不思議な事にも違和感ないような時代ですからね。
ただ風俗面では室町は面白いです。
歴史に詳しくないのでコミックは何もかも適当ですが。
コミックから離れて歴史として思う平安時代は貴族社会はともかく、一般人の生活って貧困としか言えませんね。
気候も氷河期というだけあって、美味しいものはないし、飢饉、火災、地震など最悪な時代だったそうです。
日本史という長いスパンで考えた時、それは最悪な時代なのだろうけど、当人たちには普通だったのかもしれませんね。

自分が平安時代の参考にしている映像はいくつかあります。
代表的なものでは、溝口健二監督の『新平家物語』と大河ドラマの『義経』です。
この両方を見ると今の『平清盛』がよく分かるんじゃないかと思います。
あとは『遙かなる時空の中で』シリーズですね。とくにシリーズの3は登場人物を覚えるには分かりやすい。ただしあくまでもゲームキャラです。

『新平家物語』は昔の日本映画ですが、”昔の”というだけにリアルな感じがでてます。清盛が白河法皇のおとし子ということに悩むところも武士っぽい。
『義経』は源氏の人間関係だけでなく、平家側も平家の良さがあって清盛の息子達の生き様までよく分かります。
中でも知盛はすんごくいいです。配役の阿部寛さんが知盛の魅力を充分出してくれてます。
ドラマなのでどれもきれいごとですけど歴史を知るきっかけにはなりますね。

しかし、コミックでもメジャーな漫画家さんの平安時代物はファンがいますが同人ではかなり冒険です。同人でコアなファンっていなさそう。自分としてはウケ狙いで描いているのではないのでまさに趣味って感じです。

リーマンものではスーツを描くのに神経使うのだけどうまく描けなくて思うようにいかない。着物は多少誤魔化しがきくので描き易いかな。
平安時代の貴族の着物はあまりシワが目立たず、あっても直線的なんですが着物っぽさを出すため変えたりしてます。
描き方は布の素材にも依りますね。
木綿の着物は『薄桜鬼』のイラストが参考になり大好きです。カズキヨネさんってしっかりしたデッサンですごい。小賢しい工夫ではなく直感的に事実を見ているところがすごい。
視力がいいのではないかとご本人に聞いてみたいです。
コミックではありませんが、スポーツ選手も動体視力がいいと悪いとでは差が出るんじゃないかと思うのですけどね。
コンタクトレンズをしないと何も見えない自分にがっかりしてます。